「給料は上がらないのに、出費は増えるばかり・・・」
そんなサラリーマン家庭に光を灯す方法!
不動産投資は夫婦で始めるからこそ成功できる!
【本書より】
東京に数回来ていると、私が住む秋田にはない光景が見られます。
それは、朝の通勤ラッシュアワーです。
数えきれない人たちが電車を乗り降りし、車内に詰め込まれた人たちは、それぞれの職場へと運ばれていきます。
車内の雰囲気はどんよりとしていて、電車に乗っているサラリーマンたちの多くは、無表情でどことなく憂鬱そうな顔をして会社へ向かっているように見えます。
「本当に会社に行きたいのかな?」と疑問に思ってしまいます。
憂鬱な空気が辺りに漂っているのです。
通勤電車に乗っている人たちは、私にとっては見ず知らずの他人ですが、一人一人が誰かの家族であるはずです。
誰かの夫だったり恋人だったりと、かけがえのない大切な人であり、その人たちにもその人たち自身の生活があるはずです。
もし、つらそうな顔で通勤しているサラリーマンが私の夫だったなら・・・毎朝、会社へ行く姿を見るに忍びない気持ちになるでしょう。
少しでも楽しい気分で仕事に向かってほしいと思うはずです。
憂鬱な表情で通勤している世の中のサラリーマンたちが元気になる、何かいい方法はないか?
そう思ったのが、この本を書くきっかけでした。
・消費税はどんどん上がり、物価も上がる
・教育費はこれからますますかかる
・負担は増えるのに、入ってくるお金は減っていく
・このままでは年金がもらえないかも
・資金計画が予定通りに進まなくなるかも
こんな不安の多い時代に、私たち主婦が何かできるとするなら・・・
その翌年、私は人生を大きく変える決断をしたのです。
それは、妻である私が、家庭にとっての資産になる方法でした。
その方法によって人生が大きく輝き出し、金銭的にも十分な結果を得る事ができました。
誰もが不安を持っている今の時代。将来への漠然とした大きな不安から解放され、毎月家計に少しでも余裕ができたらどうでしょうか。
家族が今よりもっと幸せに、もっと笑顔が増えるのではないでしょうか。
家庭に眠る資産である「妻」を活用することで、家族みんなが幸せになれる。
そんな方法を、これから本書でお伝えしていきます。
目次
苦しんで働くサラリーマンの負のスパイラル
サラリーマンのお父さんたちは、自分の事を後回しにし、常に家族の幸せを考えているように見えます。
「家族のために」と我慢を続けて働いていると、やがて消耗する感覚がつきまとってくるようになるでしょう。
お金のためだけに働いていると、仕事は楽しいものとは程遠くなります。
毎日つらくて会社を辞めたいと思っても、お金が必要だから辞められません。
住宅ローン、子供の教育費、生活費など、支払いに縛られ続けるのです。
そんなギリギリの毎日を繰り返していると、やがてお父さんたちは家族につらく当たったり、常に機嫌が悪い状態になったりするでしょう。
自分ばかりがあくせく働いて、家族がゆったり過ごしているのが許せないという気持ちになっていくのです。
子供に「勉強しなさい!」と言ってしまったり、会社が休みの週末も、奥さんや子供を連れて出かける心の余裕をなくしてしまったりするのです。
こうして、余裕のない中で必死に働くお父さんは、「家族がもっと強力してくれたらいいのに」と思い、どんどん不機嫌になっていきます。
一緒に生活する家族は手助けしたくても、どうしていいかわからず、常にお父さんの顔色を窺いながら生活することになります。
そうなると危険信号です。いずれは家庭が崩壊しかねません。
お父さんの機嫌が悪いと、家庭が楽しくなくなります。お金の事でしばしばケンカが起こるようになります。
このような負のスパイラルは、ゆとりがないから起こるのです。心の余裕が生まれれば円満になっていき、笑顔が多い家庭へと変わるはずです。
家族の幸せとお金の関係
家族が毎日いきいきと幸せに暮らすには、経済的なゆとりが必要です。
お金ですべてを買う事はできませんが、必要十分なお金があれば、心のゆとりは必ずできるでしょう。
それには、ものすごく大きなお金が必要なわけではありません。
たとえば、週に一度の外食。夏休みや冬休みの家族旅行。家族の誕生日に前から欲しかったものをプレゼントしてあげられる。
それは、毎月ほんの何万円かゆとりがあるだけで叶えられることです。
逆に、数万円足りないだけで、胃がきりきりと痛くなるような日々に陥ってしまいます。
毎月の住宅ローン、車の維持費、教育費、食費で給料をほぼ使い切ってしまった結果、車検や冠婚葬祭といったイレギュラーな出費で赤字になり、ボーナスで補てんしている状態。ボーナスで家族旅行をしたら、貯金がほとんどできない・・・人並みの生活をしているだけなのに、働いても働いてもラクにならない。
それでもサラリーマンのお父さん、どうか独りで不安を抱え込まないで下さい。まずは周りをよく見まわしてください。
そう、あなたのすぐそばには奥さんがいます。
私は、家族が毎日笑って楽しく過ごせるように、奥さんを資産として活用することをお勧めします。
実は、パート勤めほど、奥さんの才能を無駄にしているものはありません。
単なる労働時間の提供よりも、もっと奥さんの感性や得意なことを生かして収入を増やす方法があります。
それも、家事や育児の合間にでき、ムリなく続けられることです。
この本の目的は家族で幸せに暮らすこと
お金を増やすためには、自分自身が働いて対価を得る方法と、お金に働いてもらって殖やしていく方法があります。
「奥さんに投資する」というのは、奥さんの労働をそのままお金にするわけではありません。それではパート勤めと変わりません。
お金の不安を解消し、家族が幸せに暮らすために、私が提案するのは不動産投資です。
不動産投資というと、不動産を安く買って高く売り売却益を得るとか、次々と不動産を購入して資産を倍々で増やしていくとか、そんな難しそうなイメージをもつ持つ方も多くいるかもしれません。
私のお勧めするものは、「不動産投資」というより「不動産経営」、「アパート経営」という言葉のほうがしっくりきます。
いわゆるアパートの大家さんです。
実はアパート経営は、女性が始めるほうがうまくいくことがあるのです。
ご主人がサラリーマンなら、さらにうまくいく確率が高まります。
不動産投資をしている、またはこれからしたいけど奥さんの理解が得られない方は、是非この本を奥さんに読んでもらうことをオススメします。
とても分かりやすく、何より女性・妻目線で書かれているので、サラリーマンの妻である主婦には共感を得られやすいでしょう。
私の場合は、不動産投資をしている事を結婚前に伝えていて、反対はされませんでしたが、奥さんにとっては不安だらけの未知の世界だったと思います。
私と奥さんは共に読書が好きで、結婚前はデートの度にお互いに本をプレゼントしていました。
そんなある日、プレゼントにこの本を選んでみました。
奥さんは苦笑いしながらもしっかりと読んでくれ、「いい内容だった」と言ってくれました。
本書で読者に伝えたいことは・・・
家族が笑顔で幸せに暮らせることがなによりである。
その為には、大金持ちになる必要はなく、今よりも月々数万円の収入アップで可能。
かといって、奥さんをパート勤めに出すのは勿体ない限り。
それよりも、不動産投資をさせるべきである。
なぜなら、主婦には優れた不動産経営力が備わっているから。
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