通勤定期代が高い人は社会保険料も高くなる!

 
サラリーマンは、給料とは別に通勤定期代の実費を会社から貰います。
(現金ではなく定期券そのものを会社が用意して従業員に支給するケースもあります)

自宅から会社までの距離が遠ければ遠いほど通勤定期代が高くなるわけですが、これはあくまで「定期券代」。自分が自由に使えるお金ではありません。
中には定期を買わずに使っちゃう人もいますけど(笑

この「通勤交通費」は会社から支給されているお金ですが、「所得税」はかかりません。
(ただし上限があります、H30.4月現在では15万円)

「通勤定期代は非課税」というのは、所得税が非課税という意味なのです。

ところで、毎月の給料から「雇用保険・健康保険・介護保険・厚生年金(厚生年金基金があればそれも)」の保険料が引かれていますよね。

「よくわからない」という方は、給料明細を確認してみて下さい。

実はこれらの保険料は、「給料と通勤交通費の合計額」で決まるのです。

なので・・・


通勤交通費が高ければ高いほど、社会保険料も多く払う事になるのです!!

例えば、徒歩で通勤しているAさんと、複数路線を使って長距離通勤をしているBさんがいるとして、Aさんの通勤交通費は0円、Bさんの通勤交通費は2万5千円とします。

その他の条件は共に同じ、給料の総支給額を25万円、介護保険料負担なし、業種は一般、神奈川県とすると・・・

<Aさんの自己負担額>
健康保険料 11,916円  厚生年金保険料 21,960円  雇用保険料 750円

<Bさんの自己負担額>
健康保険料 13,902円  厚生年金保険料 25,620円  雇用保険料 825円

となり、BさんはAさんよりも健康保険料が1,986円、厚生年金保険料が3,660円、雇用保険料が75円、合計で5,721円多く払う事になるのです。

長距離通勤の人は腑に落ちないでしょう。

なぜこんな制度なのでしょうか。

聞くところによると、昔は通勤定期代を含まない純粋な給与額だけでこれら社会保険料額が決まっていたそうです。

しかし、給与額を少なくしてその分交通費を過大支給する(本人の手取り額は同じ)事によって、社会保険料を低く抑える企業が続出。

それで、交通費も含めた額で決定することになったのだそうです。

ですから、長距離通勤の人は「通勤時間だけでなく保険料も多くかかる」事になるのですね。

厚生年金に関しては、「多く払えばその分将来自分に還ってくる」という考えもできますが・・・。

ちょっと納得いかない気もしますね。



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紹介 マッコリ

スノボ、旅行、温泉、珍グルメ探訪、男はつらいよが好きです。

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