定期預金は安全?

 
「使わないお金を普通預金で寝かせておくよりはマシだから」

という理由で、普通預金より金利が高い定期預金に預けている方も多いでしょう。

その感覚、非常に大事だと思います。

わずかとはいえ、「投資脳」が働いているといえます。

しかし、今のような低金利時代、普通預金も定期預金も大して違いはありません。

それならもう一歩踏み込んで、「投資信託」を検討してみたらいかがでしょうか。

ただし、特定の銘柄に一気につぎ込むのではなく、NISAを利用して毎月積立で一定額を買い続ける(ドルコスト平均法)のが良いでしょう。

え?投資信託は元本割れするかもしれない?

うーん、ごくごく短期間で見るとそういう事もありえます。

「下がるから上がるという現象が起こる、上がるから下がるという現象が起こる」訳です。

しかし、上がったり下がったりしながらも、長い目で見ると上がって行くものなんです。

もちろん、銘柄選びは最重要ですよ。

長期運用を見据えるなら、償還期限が「無期限」で、配当は分配ではなく「再投資」にする等、銘柄を選ぶある程度のコツは必要ですが、これはあまり知識いらないのです。
※間違っても「毎月分配型」などは選んではいけません。

それでも、やっぱり定期預金が良いですか?

ひょっとして・・・

定期預金は安全だから

そう思っています?



たしかに、元金1,000万円までは預金保険機構によって全額保障されるので、減ってしまうことはありません。

現在の定期預金利率は0.01%です。

100万円を定期預金にすると、利息は年間で100円(税引き後は84円)です。

なので、10年間定期預金を続けると、元利合計は1,001,000円になります。(利息が少ないので、単利でも複利でも同じ)

通帳上の数字は1,000,000円から1,001,000円に増えました。

数字だけみると、確かに増えています。

ちょっと話が逸れますが、子供の頃に食べていた駄菓子をたまに見かける事がありますが、当時の価格よりかなり高くなっていませんか?
(ちなみに、うまい棒は今でも10円ですが、昔よりもサイズが細く短くなっています)

もちろん駄菓子に限った話ではありません。

例えば崎陽軒のシューマイ弁当など、昭和38年の発売当初は100円だったのが、価格がグングンと上がって現在は750円となっています。

原材料費や人件費高騰のため、企業が存続していく為には価格を上げざるをえません。

その他、色々なモノやサービスの価格も同じ理由で上昇していきます。

そうです、基本的に物価というのは上下しながらも長い目で見ると上がっていくものです。

10年前には1,001,000円で買えたモノが、10年後にはその金額では買えなくなっているかもしれません。

という事は、多少利息が付いたとしても実質的には預金が目減りした事になるのです。

物価が上がっていく(=通貨の価値が下がっていく)ことを「インフレ」といいますが、インフレの局面では現金等(ペーパーアセット)よりも、現物資産(リアルアセット)の方が強いと言われています。

そして、現物資産の代表格が「不動産」。

資産の全てを現金預金にするのではなく、一部を投資信託や不動産にして資産分散したほうが安全といえるでしょう。



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